がんにしても、うつ病にしても、なんらかの病気になっている人は体温が
低く、36度に届いていません。
特に、がんが進行している状態のときや、うつ病で社会に加われないレペ
ルになったり、不登校でひきこもったりしている人は35度にも届かないほど
体温が下がってしまっています。
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低体温になるのは、交感神経緊張から来る血管収縮によって、血流障害が
起こるためです。
低体温の人はさまざまな病気を併発します。最初は手や足など末端の冷え
から、肩こり、頭痛、腰痛、便秘が発生し、やがてそれが内臓系の疾患へと
広がっていくのです。
低体温から抜け出すには、汗をかくまで体を温めることです。低体温の人
は血流が悪いため、汗腺や皮脂腺の働きが鈍くなっていますから、汗をかく
には時間がかかるかもしれません。
そういう人には半身浴を勧めています。
38~39度のぬるめのお湯に、腰から下をつけて30~40分つかります。この
間、肩が冷えないように首から下をタオルで覆い、お風呂のふたをします。
すると、徐々に汗腺や皮脂腺が開いて汗が出てくるはずです。
皮脂腺から出る汗の中には、重金属やダイオキシンなどの化学物質などが
含まれているので、そうした毒素が排出されます。汗をかくことで、血流も
促進され、体温が上がります。
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特に癌の人が体を温めると、がん細胞をやっつけるリンパ球が増加して
活発になり、がん細胞を揺すって攻撃を始めます。体内でリンパ球が元気に
なると、反対に穎粒球が減少し、がん細胞がゆっくり退縮していき、たいて
い2~3ヵ月で数値が正常化していきます。
病気を抱えている人、がんを治したい人は、「体を温めることが仕事だ」
というくらい毎日お風呂に入ったり、半身浴をしたほうがいいでしょう。
それが無理なら、桶にお湯をはって足をつける足湯だけでも、体温の上昇
度合いが違ってきます。冬は湯タンポです。
皮膚病患者の人も、血流を促進することは治療の中でも最も大切なプロセ
スです。ステロイド剤などの薬を使って一時的に症状を抑えようとしていた
のでは、かえって血流を抑え血色を悪くしてしまいます。皮膚の難病はステ
ロイドを止め、体を温めれば治るのです。
肌の色やつや、歯茎の血色もすべて血流障害によるものですから、体を温
めてください。
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参考資料 「病気にならない免疫生活のすすめ」
新潟大学大学院教授 安保 徹 中経文庫
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