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参考資料 「病は気からの免疫学」安保 徹 著 (講談社)より
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アトピーー性皮膚炎、気管支喘息、鼻アレルギーなどのアレルギー疾患が、最近の子どもた
ちに爆発的にふえています。小学生の三人に一人は、上記のいずれかの病気にかかって困っ
ているのです。
これは、アレルギー体質になるような生き方が、日本の子どもたちに蔓延しているからです。
その原因がわかったとき、はじめてこれらのアレルギー疾患から逃れることができます。
私たちのリンパ球の数と働きは、副交感神経によって支配されています。
つまり、リラックスした生き方が続くと、リンパ球が増加するのです
(白血球の自律神経支配の法則)。
ここ15~20年で、アレルギーの子どもが増加し続けているので、以前からいわれていた体
質や遺伝的要因だけでこの病気の成り立ちが決まっているとはいいがたいでしょう。
日本が豊かになって、子どもがリラックス過剰の生き方に入ったことを考える必要がある
のです。
具体的には、過保護、甘い物のとりすぎ、運動不足です。リンパ球は免疫に大切な働きを
示しますが、過剰反応もあります。
リラックス過剰な生き方によってリンパ球がふえすぎると、少ない抗原にも反応して、
アレルギーを発症するようになってくるのです。
つまり、アレルギーから逃れるには、甘い物をやめる、よく外で遊んで鍛える、という二つが
欠かせません。
アレルギー炎症自体は、からだに侵入した抗原(ハウスダスト、動物の毛、花粉など)を
からだの外に出すために必要な反応なので、対症療法でアレルギー炎症を止め続けることは、
むしろ根本的に治る機会を失うことでもあります。
抗ヒスタミン剤もステロイド剤も対症療法なので、根本活療にはならないことを知っておく必要
があります。
リンパ球が過剰になると、抗原だけではなく、心のつらさ、薬物、虫さされ、金属などに
も過敏になって、アレルギーが誘発されます。
また、風邪ウイルスとの戦いにも過剰反応が起こり、風邪のたびに高熱が出ることになる
のです。
また、リラックス過剰の生き方は、筋力や骨格が弱くなり、疲れやすいとか元気がないな
どという体調にもなります。やはり、活力のある生き方を守るためにも、体力をつける必要
があるのです。
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